レビュー

非モテのために鐘は鳴る/「ノートルダムの鐘」

非モテやモテについて考えている人は、ディズニーのアニメ映画「ノートルダムの鐘」をぜひ観てみてください。自分がモテだと思っている方、非モテだと思っている方、どちらにとっても深い余韻を残す映画だと思います。ディズニーの中でも異色な作品です。 ノ…

通販雑誌あれこれ

今年に入ってから、いくつか通販雑誌やカタログを利用してみています。意外と、というかかわいいものや楽しいものが多いので軽くご紹介してみます。 通販生活 基本的に紹介されている品が高め。とくに家電製品(音楽の再生機だとか)はよほどニーズが合う商…

はてなブックマーク代替クリップ、仏教、『社会科学における人間』

自分のはてなブックマーク「浮雲」にいくつかページを登録*1しようと思ったら、何かメンテナンス中でできないみたい。 仕方がないのでここにコメントとともに書いておきます。 はてなブックマークは人気があるシステムのせいか、サーバーのレスポンスが悪い…

夏の終わりに

何してんの、夏終わっちゃうよ〜(ToT) という件名のメールが昨年の夏、届いた。このことは[彼方より] 有名人からメールをもらったに書いた。 冬にもちらほら届く。苦笑していたら、今年の春にも届いた。 何してんの、夏終わっちゃうよ〜(ToT) 春なのに。 友…

喘息の記事を読み、『IT』、『幸福否定の構造』、肉体の棘を思った

昼の休憩時間に極東ブログ: 喘息患者の脳は喘息を連想する言葉に反応するを読みました。エントリのコメント欄に少し書こうと思っていたところ、長くなり始めたのでここに書きます。 その前に少しお断りをしておきます。 少なくとももう少し一般的な言葉を用…

了解の方法

先ほど、首筋というか背中をかなり痛めた。いたいいたい。 だんだん落ち着いてきたのだが、作業に戻るにはちょっと無理があるぐらいの痛さとやばさなので(骨ずれたりしてないかな……)、くだらない記事でも書いて気を紛らわせようと思う。お茶を飲んで紛らわ…

三浦綾子『塩狩峠』

再読。さっきなんの気なしに手にとってパラパラと読み始めたのだが、そのまま最後まで読んでしまった。読みやすい。 どういう物語かというのは知っている方も多いと思う。結婚を目前に控えていたある熱心なクリスチャンの青年が、自分の身を犠牲にして列車の…

『社会科学における人間』、『菊と刀』、『バカドリル 頭痛』

最近購入した本からいくつか、漫然と紹介します。『バカドリル』以外はまだ目を通していないことを先に記しておきます。 大塚久雄『社会科学における人間』 社会科学における人間 (岩波新書)作者: 大塚久雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1977/06/20メデ…

今後の更新予定メモ、の予定が『EFTマニュアル』のレビュー

久しぶりに更新。久しぶりなので、なんだか、カテゴリ*1の分け方やどんなカテゴリを自分が作っていたか忘れてしまっています。 おおよそ8月から時間的にやや楽になるので、更新ペースを再び上げる予定ですが、更新する予定の話題についてメモ。 『EFTマニュ…

時実利彦『人間であること』

あらためて、自分にとっての大事な本ってどれとどれだろうわかんないなーとか漠然と思いながら、本棚を眺めていたらこの本が目に入った。 時実利彦『人間であること』(岩波新書)人間であること (岩波新書)作者: 時実利彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: …

ヘッセの『シッダールタ』と中島義道の『孤独について』

今朝この2冊を読んだ。 どちらの本も、他ではなくこの時期に触れることができたのは、たぶん自分にとって必要なことだったと思う。 シッダールタ (新潮文庫)作者: ヘッセ,高橋健二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1959/05/04メディア: 文庫購入: 9人 クリッ…

世界の謎とホリスティックな身体論を二つ

『コンパで女の子の相手するぐらいなら、世界の謎について考えていたい』 記事そのものについての私の感想は浮雲でのコメントを見ていただくとして、これ、名言だと思います。最近は野口整体の本(整体入門)とかも読みつつ世界の謎について考えている。そう…

『カエアンの聖衣』

先ほどさらっと再読。B級オモシロSFですがなかなかでした。カエアンの聖衣 (ハヤカワ文庫 SF 512)作者: バリントン J.ベイリー,冬川亘出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1983/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (50件) を見る …

エーリッヒ・フロム

http://d.hatena.ne.jp/hmmm/20050608#p1 エーリッヒ・フロム『愛するということ』そのうち読む(備忘)。 『自由からの逃走』の人。 90年代の不景気の日本は第一次大戦後のドイツの状況に似ている、みたいな持論をこのところなんとなく忘れてた。右傾化、み…

荒井由実「ひこうき雲」(by★☆★いつでも青春音楽館★☆★)

「ひこうき雲」―荒井由実(注意:音が出ます) ★☆★いつでも青春音楽館★☆★内のページ。MIDIファイルで曲が演奏されます。歌詞も掲載されています。 「ひこうき雲」を勧めてくれた取引先の人の、息子さんにまつわるエッセイ。いい文章でした。 ★☆★いつでも青春…

『夏の庭』と荒井由実「ひこうき雲」

そういえば荒井由実の「ひこうき雲」を聴いた。たしかユーミンのデビューアルバムだったかと思う。ひこうき雲アーティスト: 荒井由実出版社/メーカー: EMI Records Japan発売日: 2000/04/26メディア: CD購入: 10人 クリック: 170回この商品を含むブログ (162…

『シアーズ博士夫妻のベビーブック』

人にあげると話していた本がやっと昨日Amazonから届いた。関係ないけど別の人にこれを薦めようと思っています。『シアーズ博士夫妻のベビーブック』シアーズ博士夫妻のベビーブック作者: ウイリアムシアーズ,マーサシアーズ,William Sears,Martha Sears,岩井…

「CYBORGじいちゃんG」

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20050526のコメント欄に書いたことに関連して。CYBORGじいちゃんG―21世紀版 (1号) (ジャンプ・コミックス)作者: 小畑健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/01メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (20件…

『幸福否定の構造』

幸福否定の構造作者: 笠原敏雄出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2004/03メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (23件) を見る この本は……どう評価したらいいのか本当にわからない。 ベルクソン、マタイ伝、論語(だっけな)、そういった各種の…

人に本をあげる難しさ

この日には親しい人に本をプレゼントしよう、ということでサン・ジョルディの日というのが日本に紹介されましたが、今ひとつ根付いているとは思えません。4月29日だったかな?……(検索中)……4月23日みたいです。 この記念日が根付かないのも、単に読書の習慣…

夏の庭

cumart*のことを書くのを解禁?したので、続けて書きますが、「夏の庭」-cumart* 『夏の庭』、すごくいいです。夏の庭―The Friends (新潮文庫)作者: 湯本香樹実出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 37人 クリック: 244回この商品…

 メール、レビュー、嫉妬

1 最近、携帯電話のプランをWebから通話定額プランに変更したのですが、手違いで変更が通らず、「メール放題」の解除だけが受け付けられてしまいました。 なので、携帯電話でのメール送信が来月半ばまではお金がかかってしまうことになってしまいました…。 …

 ブーヴァー

ブーヴァーの『我と汝・対話』ちょうおもろい。インタレスティング。我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)作者: マルティン・ブーバー,植田重雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/01/16メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 49回この商品を含むブログ (44件)…

 「夕焼け」再読

amehareさんから、吉野弘の「夕焼け」という詩についての記事[Web][レビュー][雑記] 吉野弘「夕焼け」にコメントを頂いていました。コメント欄でお話ししていたのですが、手元で書いていたお返事がだいぶ長くなったこともあり、少し迷いましたが別の記事とし…

 バオー来訪者

さっき「バオー 来訪者」を再読した。 荒木飛呂彦の今の作風と違うのは、おじいさんの顔などが手塚キャラっぽかったとこ。土くさい。 あと残酷なシーンの描写は、今のジャンプではあそこまでは無理だろうな。 全体に粗削りではあったけど、心地よい余韻を残…

 フェイササイズの本のレビューに訂正

[レビュー] 本3つに、『フェイササイズ―自分でできるフェイシャル・エクササイズ』が大きく3部構成になっていてと書いたのは間違いでした。 大きくページは4部構成に色分けされており、第4部はスキンケアや後書きなどでした。そのあたりきちんと読んでおらず…

 本3つ

最近買った本から今回は実用書っぽいセレクトでご紹介。 小泉十三『頭がいい人の習慣術―この行動・思考パターンを知れば、あなたは変わる!』 頭がいい人の習慣術―この行動・思考パターンを知れば、あなたは変わる! (KAWADE夢新書)作者: 小泉十三出版社/メー…

 情報過多、『心身自在』『癒す心、治る力』

マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニー - CNET Japan これ、id:borgcollectiveさんの「拷問部屋」で読んでクリップしようと思ったら、既にクリップしてた。。しかもご丁寧に「ためしてガッテンがぼけ防止に「ながら作業」をすすめて…

 地獄八景獣人戯

[レビュー][空想][雑記] あんTAGATTA ドッコサ ヘキサエン酸で昔、ドクター・モロー兼黄門さまご一行が魔界を旅するというパンキッシュでグロテスクな小説に「デオキシリボ格さん」がいた。と書いたけどたぶんそれだと思う小説を思い出した。 田中啓文『蹴り…

 血液型別「性格診断」関連の書籍

はてなQ「ABO式血液型と性格に関連がない」という説を一般向けに分かりやすく解説している単行本を紹介して下さい。なるべく新しいものが知りたいです。 率直にいってもう関心はないのだけれど、この話題で検索して来られる方がいまだに多いので、有益そ…