『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』

 勝間さんのブログの記事、私的なことがらを記録しよう!!: 親指シフト専用キーボード復活からお越しの皆さん、こんばんは。トップページの記事がなんだか宗教っぽい話で驚かせてもいけないので、ちょっと更新しておきます。(?)

 勝間さんが最近出版された『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』に、私の親指シフト導入の記事が紹介されていたのを知ったときはびっくりしました。

 買った本の目次を見てぱらぱらめくっていたら、

 え?
 このなにやら長いアルファベットの綴りは? summercontrailと書いてある?

 いや〜。こんなに感激したのはなぜかというと、自分が執筆して世に出す本というのは、誰でもやっぱりとても愛着を持って内容を練り、何度も編集者さんと相談した上で、よしこれで行こう、届けこの思い、と流通ルートに送り出されるものだろうと思います。
 何百冊と本を書かれるかたはまた別として、どなたでも自分が書いた本は一冊一冊どの本にも思い入れがおありだろうと思います。どういう本を書いたかということは、一生(死後も)残りますもんね。
 だから、本に載せる内容というのは、たとえ他の人のブログの記事の紹介部分であっても、ほんとうに自分の本で紹介してよいかよく考え、単に実用的かどうかだけでなく、そのブログの傾向なども考慮に入れて決定なさるのではないでしょうか。どこまでそうした検討をされるか分かりませんが、いくらいい記事でもなんか怪しいブログだなと思ったら、私だったら自分の本で紹介しません。

 「夏のひこうき雲」は(本の中で他に紹介されているような)自己啓発系とか書評系のブログとは違って、話題や文体にかなりのばらつきがあり、安定感には欠けます。もともと話題や読者を限定してマーケティング的に特化していこうというブログではないので、それでいいとは思っているのですが、そうしたばらつきもおそらくある程度考慮に入れたうえで、自分の著書で紹介しよう、と決断されたことに、たいへん感激したというわけです。そういう信頼をしてくださったんだなあと。

 勝間さんのほかの著書のレビューと併せて書こうと思っていたので遅くなりましたが、うれしかったこととしてひとまず書いておきます。

 もちろん、『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』は迷うことなく購入していい本です。値段の割に分厚く内容がギッシリ詰まっていてお得なうえ、コンテンツがきちんと構造化されて提示されており、事典のように引きやすいので、生活の総合的なマネジメント、とくに情報の扱い方について幅広い(しかも統一的な)知見に簡単にアクセスすることができます。
 レビュー部分が付け足しのようになりましたが、売れているようですし、たくさんの方が書評をネットで書かれているので、私からはこの程度ご紹介すれば十分かと。

 まあ、ぜひ購入されて、私の記事がどんな風に紹介されているかご覧になってみてください(?)。というのは蛇足でした。