下の話題から、もう少し


 夏のひこうき雲 - ひとつのブログで継続的に書く際のスタイルの実験、これまでとこれからの話題からもう少し。

 はてなで書き始めた時点で、ネットで親しい知り合いを作るつもりはなかった、というかそういうのはやや忌避していた。まあ無礼だなとも思うが、それでも接する範囲では親愛の情からくる礼儀を持って接していた。もっというと、ネット外の人間関係でもかなり私はそういうところがある。全然踏み込む気がない。(ぶれはあったな。)
 ただやはり失礼だなというのと、極端に閉じておくこともないんじゃないか、それはむしろ間違っているんじゃないかという気持ちもあり、そうでなくてもだんだんと知己はできてくるもので、その中でまたいざこざもあり、他方で支えられもした。たぶんバスチアン・バルタザール・ブックス(だったかな?)がファンタージエンでさまざまな物語を作り、それを解決しないと戻れないようなものかもしれない。といってもネットが空想上の世界といいたいわけではなく、実社会で生きるということはそういうしがらみを作っていくということなんだろう。それを自分では解決できずにもはや動けなくなるとき、イエスが全部引き受けてくれる、ということなんだろうと思うけど、話が脱線した。というか本線に戻ったのか。

 結論はとくになかったな。こういう話が誤解を招かないといいなとは思うけど。

 踏み込まないという前提で割り切っているからこそ、例えば「モヒカン族」のように、限定した範囲では気軽に話題に言及していた面が当初はあった。今はあまりない、普通よりもたぶんない。そういうのが平気な人は少なかった。