モヒカン族に入りたい!(はてなプレゼントキャンペーン風に)

 数日間ゆるやかなネット断ちをしていて、先ほどそろりと復帰したのですが、先ほどモヒカン族という部族を知りました。*1

 ちょっと前にはてなアンテナ雲の柱に、モヒカン族がなんたらと書いてある吉田アミさんの日記が一部掲載されていて、へーなんだろと少し思っていたのですが、ついさっきhttp://amrita.s14.xrea.com/d/?date20050704#p01を読み、リンク先を読んでむむと事態を了解。

誰も言葉の力を信じない国になった。この国で「リアルワールド」と言ったら、それは言葉を除く全てのことだ。言葉はバーチャルだとみんな思っている。政治家の力量を彼が使う言葉の力で測ったりはしない。企業価値を蓄積した言葉の量で測ったりはしない。

そういう国でモヒカン族は実に異端だ。モヒカン族は、言葉だけを信じる。言葉を発した奴を信じない。言葉原理主義者だ。

  1. どんな努力をしても絶対に覆せない事柄を根拠にするな。「差別」という外道に堕ちる。

宣言

  1. 発言者の社会的地位を気にせず、言説だけに注目する
  2. 事実のやりとりに、余計な装飾語はいらない
  3. 間違いは、きちんと認めて修正すればいい

 こいつはナイスなトライブだぜ。わが国のインターネッターたちよ、ただロゴスによってのみ立つのだ!

 心の準備が出来しだい(プラス、晩ご飯を食べた後で)、モヒカン部族の長*2の承認が得られれば、部族に参加いたします。ロゴスの正確な意味を把握しているといえないことなどは自ら不問に付して。


 モヒカン族の今後について少し心配なのは、対話者や閲覧者に対して配慮していないことを過剰に示すような、やや露悪的なポーズとしての無礼講文体がはびこらないかということ。それだとただの現状の裏返しになってしまい、状況はまったく変わらないことになる。
 ただし、このような疑問も「無礼な人」というような視線を気にせず率直に提出できるという点では信頼と期待を置いています(←この表現についても)。

*1:そういう名前のはてなグループのことです。

*2:ここはおさと読んでください。当該はてなグループの管理者を指します。