集積していく私の知覚の総体の断片

香雪ジャーナル - 遅咲きの八重梅が満開 [web][DailyLife] The World According to "You", あなたによればこの世界は

 この記事について

 ウェブになぜ書くか、読むか。記録を遺し情報を伝える。「自分や他人が世界をどう見ているか」がその根底に

 とはてなブックマークのコメントに書きました。なんだか最近はてなブックマークのコメント欄で要約などを50文字に凝縮して書いているほうが気が楽で、浮雲ばかり更新している。


 なぜ書くか、ということについては以前から他の方のお話を興味深く読んでいる。

 記録を「遺し」だとか「情報を伝える」というのは、そう感じない人もいるかもしれない。たとえば出会いそのものを目的としている人とか、何かアクセスっを増やす力試しみたいな人とか。

 私自身はyukattiさんとかなり近い感覚だと思う。「夏のひこうき雲」などというタイトルはどこかノスタルジックだけど、はっきりいえば死を意識している。生きた痕跡として後に残るもの。少しの間、残るもの。

 それから情報を伝えるに関しては、私は自分の見え方や他人の見え方といった〈主体〉に関わるあれこれよりも、広い意味での〈情報〉、つまりさまざまなニュース、いろいろな社会的な影響力を持った言葉/個人的な意味合いを帯びた言葉に関心がある。
 これは信念としてそう表明しているのではなく(心情もそれに近いけど)、振り返ってみるとたぶんそういうことなのだろうと思う。


 冒頭に掲載されている書影が『ガープの世界』のものだということに、クリップした後に気づいた。おお。