今日買った本から二冊
今日買った本の一部。どちらも簡単には書けないしもっと詳細に書きたい、が、むしろ簡単にしか書けない気もします。
マイケル・ローゼン (著), クェンティン・ブレイク (イラスト), 谷川 俊太郎 (翻訳)『悲しい本』
- 作者: マイケル・ローゼン,クェンティン・ブレイク,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 2004/12/10
- メディア: 大型本
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帯(腰巻き)と谷川俊太郎訳にひかれてなんとなく買ったら、よかった。
人の悲しみの深さを思う。のがつらい人にはすすめられないが、そういう人にこそすすめたい気もする。ただ、著者は書くことで楽になっただろう。読者も読むことで楽になるだろう。
一語一語がさりげなく、それでいて思いがこもっている。ことばは本来そういうもの。自分を隠すために、あるいは飾るために重ねられることばは、別の意味で悲しい。
浜田 広介 (著), 梶山 俊夫『泣いた赤おに』
- 作者: 浜田広介,梶山俊夫
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1992/12/01
- メディア: 大型本
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記憶していたよりも長い話だった。
赤おには「いい人」だった、が、不器用なだけでなく思いやりがなかった。それを悔いて泣く。
青おにの限界もある、だがけして青おにを責められはしない。