リンクとトラックバック

 リンクとトラックバックを考える一つの視点

リンク
リンク元のサイトの運営者とその読者にとって、有益だ」と思える情報を指し示す。つまり「自分らが読んで役に立つ」ものの紹介。
トラックバック
トラックバック先のサイトの運営者とその読者にとって、有益だ」と思える情報を提供する。つまり「そのページに関連してこういうことを書きました」というお知らせ。

 最近トラックバックを巡って何やらにぎやかだなあと思いつつ、ちょっと浮かんだ視点でした。


 はてなダイアリー内のサイトからはてなダイアリー内のサイトへリンクすると、自動的にトラックバックすることになる。このことから「トラックバックする時はリンクをしなければならない」という誤解も生まれているのではないでしょうか。

 コミュニティの形成という目的で(自動トラックバックが)設定されているのでしょうが、たとえば「リンクしたいけどトラックバックするほどではない(それほど相手に有益な情報は書いていない)」という場合も多いし、はてなダイアリーのシステムでは少し敏感になってしまう気がします。


 送られたトラックバックについてどう対処するかは、ARTIFACT ―人工事実―加野瀬さんのAboutページ内 Trackbackについての方針が参考になります。

 リンクもトラックバックもするのは相手、するなとは言えない。「トラックバックが、自分のそのページに表示されるにはふさわしくない内容だ」と感じたら淡々と消せばいい。

 ただ、回数や程度が淡々と手動で消せる限度を超えているものについて、システム上予め何らかの防御措置を取ることが可能になっていることが望ましいと思います。これははてなダイアリーへの要望です(スタッフの方にとって今回の件はたいへん悩ましいと思いますが、なんとか妥当な解決ができるといいですね)。


 ちょっとはてな内での内輪の話で失礼いたした。