はてなダイアリーで、コメント承認制を導入してほしい。少なくとも承認制を選択できるようにしてほしい
追記:公開から数時間後、表現がわかりにくいところなど数カ所修正しました。
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はてなアイデア - コメント承認制の導入。寄せられた個々のコメントの公開or非公開を選択できる設定を追加してほしい。その際、例えば{承認(済み)コメント数/投稿されたコメント数}が表示されてもよい。というはてなアイデアを提案してきました。
はてなアイデアというのは、「はてな」というサービスのユーザーにあらかじめ与えられている「アイデアポイント」を使って「株式」を購入することで、「はてな」運営元に対して、ユーザーからの要望を伝えるためのシステムです(こんな説明でたぶん合ってるはず)。
公式には、
そのほかの詳しい説明がはてなアイデアにあります。
はてなアイデアは、仮想的な市場の仕組を使って、ユーザーの皆さんから要望や不具合報告を効率的に頂くことを目的とした試験的サービスです。
私が今回コメント承認制の導入を提案したのは、もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。: 極東ブログという記事に賛同したからです。
「はてな」のサービスを利用している方は、もし賛同してくださるなら、ぜひこのはてなアイデアのページで「このアイデアの株式を購入する」に購入株式数を入力し、送信ボタンをクリックしてください。
導入した方がいいと考える理由は、以下に書きました。
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私なりに簡単に、コメント承認制導入のメリットを書くと、
- はてなダイアリー運営者が容認しない内容のコメントを、自分のはてなダイアリーで公開するかどうか選べるようになる。たとえば次のような内容のもの
- 自分や他人への誹謗中傷、度を過ぎた人身攻撃(以下、「罵倒」と仮称)
- 自分や他人のプライバシーの侵害
- そのことによって、以下のメリットがある
- 自分のはてなダイアリーで表示される内容について、より責任を持って制御できるようになる
- 罵倒やプライバシー侵害はおかしい、という自分の判断基準を維持することができる
- 罵倒やプライバシー侵害が、ネットで氾濫することを減らすことができる
- コメント欄以外で書く人もいるだろうけど、それは自分の責任の範囲から外れたこと。書いた人やその攻撃が掲載されたサービス運営元が責任を負うこと
- とくにプライバシー侵害についてはいったん行われると回復がほぼ不可能なので、自分としては防ぎたい
- 罵倒やプライバシー侵害が気軽に行われる風潮を自分なりに防ぐことができる
- 罵倒やプライバシー侵害により今後誰かが傷つくという事態を未然に防ぐことができる
- 悪貨は良貨を駆逐する。飛び道具のような手段によって他人を黙らせたり傷つけたりしてよいという価値観の助長・広まりへの歯止めとなる
- 自分のはてなダイアリーで表示される内容について、より責任を持って制御できるようになる
- 自分が寝ていたり、インターネットから離れていたりしてコントロールできない間に、自分が望まない内容が自分のはてなダイアリーに掲載されるという事態が起こらなくなる(※トラックバックによるものは除く)
デメリットとして挙げられそうな点について書くと、
- 自分に都合のいいコメントばかり公開を承認するはてなダイアリーユーザーにより、情報操作・印象操作の可能性がある
- コメント欄で活発な意見交換や異論の提出が望めなくなる
- 株式会社「はてな」にシステム導入・運営上のコストがかかる
あまり時間をかけずに書いたので、漏れや重複はあると思いますが、はてなダイアリーにコメント承認制を導入したほうがよいかどうかについて、読者のお考えの参考になれば幸いです。