勝間和代さんの本は「キャリア本」その他どれもおすすめ

ぜひ、このブログを読んだみなさまで、キャリア本、いいなぁ、と思ってくださったら、口コミにご協力いただけると、とてもありがたいです

　ということで、ご紹介します。

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

　こういうタイトルの本は元々は私は避けがちなんですが、勝間和代さんが共著者の一人ということで買いました。買ってとてもよかったと思っています。

　私自身にはやや欠けている視点というか。こういう視点を変に情緒的に押しつけるのではなくて、きちんとロジカルに教えてくれる本に触れることができるのはありがたいです。

　私は自分がキリスト教徒ということもあってか、（山本七平がその存在を指摘した）日本教と言われる価値観に大きな違和感を憶えるので、この『会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール』を浅く読んでいたら、ムラ社会にどっぷり浸かってうまくやっていく方法みたいに誤解してしまったかもしれません。でも、そういうことではないんですよね（うまく言えませんが）。

　そういえば少し前に私的なことがらを記録しよう!!: 醜い日本の私という記事を拝見して、えーっ勝間さんも中島義道の本が好きなんだと驚いてしまいました。私もです。『ひとを“嫌う”ということ』の感想は夏のひこうき雲 - 嫌いという感情の取り扱いの難しさで書きました（山本七平や中島義道のことは、モヒカン族 - モヒカンダイアリー「アップル通信」 - 偉大なモヒカン先輩、山本七平と中島義道という記事などでも書きました）。

　で、中島義道の視点を持ってらっしゃる勝間さんなら、と思ったのもたしか『会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール』を購入しようと思ったきっかけでした（ここでこの記事の冒頭に戻る）。買って読み終わったのに、いまだに書名を正確に憶えておらず、「なんとかのルール」「勝間さんの会社のなんとかのルール」と呼んでいます（笑）。

　念のために書いておきますが、勝間和代さんは『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』の著者です。

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

　すごく売れているようだしとくに書かなくてもいいかな、となんとなくまだ触れていませんでしたが、夏のひこうき雲 - 親指シフト、おすすめしますに書いた親指シフト入力も『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』で試してみたくなったものです。

　『インディで行こう！』も面白く読みました。こういう（どちらの極端にも走らない）新たなロールモデルの提示というのは、その提示が必要な人たちへのアプローチの仕方や切り口も含めてとても難しいと思いますが、こういう本がもっと読まれればはてなダイアリー界隈でのジェンダーにまつわる議論とかもう少し建設的な方向が見えてくるんだろうなあと感じました。

インディでいこう!

　どの本もぜんぜん紹介したりないので、また機会があったら紹介させてください。