ペットボトル加湿器の安全性など

　週間新語ニュースというのをとっていてたまに読んでいるのですが、今回「ペットボトル加湿器」というのが気になったので検索してみました。

　どうもちょっとしたブームになっているような感じですね。

　検索結果でこれはと思ったのがあったので、ここでご紹介しておきます。

ペットボトル加湿器の安全性（独立行政法人国民生活センターのWebサイト内のページ）

近年、ペットボトルを利用する比較的安価な加熱式加湿器（以下、ペットボトル加湿器とする）がインターネットや家電量販店等で販売されているが、転倒時に流出した熱湯でやけどを負ったという事例が寄せられている。

　ということで、実験・調査結果が掲載されています。
　無駄のない文書なので全文引用したいぐらいなのですが、ここでは結果については省略し、消費者へのアドバイスという項を引用します。

●消費者へのアドバイス
・ ペットボトル加湿器は、構造上、安定性が悪く転倒しやすいので、やけどの事故が心配される乳幼児や高齢者のいる家庭には不向きである
・ 加熱式加湿器には、蒸気や加湿器内部の熱湯によってやけどを負う危険のある商品があるため、使用には注意する
・ 使用する加湿器の加湿方式を理解し、正しい使用を心がける

　実際の加湿量と表示値が大きく異なるものもあったようです。目新しい商品っていろんな業者が準備不足のまま大挙して乗り込んでくるから、玉石混淆なんでしょうね。

　電気代だけでなくそんなに心配の種が増えるぐらいなら濡れタオルで充分じゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。

　私なんかは夜はタオルを濡らしてレンジで1分弱、それを椅子にかけたりしています。
　穏やかな加湿のためには、レンジにかけなくても濡れタオルがあるだけでたぶん効果はあるんですが、まあ気持ちの問題ですね。部屋に冷たい濡れタオルがあるよりも、ほかほか蒸しタオルをかけていた方がいいという程度のことです。

　アロマランプを使っていない方はタオルに（レンジの後で）好みのエッセンシャルオイルを数滴落としてもいいかもしれません。