何かのテキストを外出中に読む方法

 私は小さい頃から活字中毒。ひまなときには何か読んでいたいタイプです。何も読んでいないと頭の中でくだらないことを考えはじめるので、油断も隙もあったもんじゃありません(とくにお風呂中)。小人閑居して不善を為ーす!その不善がときどきこの「夏のひこうき雲」でもギャグやポエムとして現れ、そのまま「はてな」のサーバーの一隅にピケを張って占拠し続けているわけです。なんとももの悲しい話ですね、というのはもちろんほんのアメリカンジョークです。

 そんな私が、何か文字を外出中に読む手段をご紹介します。大きくふたっつ。

1

 何かWeb上の情報をモバイル機器の画面で読む場合。私はメール銀河で閲覧しています。ウィルコム(旧DDIポケット)の端末からしか使えませんが、メール放題のプランだとこれなら1円もかかりません。

 何か文学作品を読みたいなあという場合は、メール銀河から青空文庫にアクセスすれば、著作権切れの作品を中心にあれこれ探して読めます(入力者や翻訳者の皆さんありがとうございます)。青空文庫は無料で利用できるので、この場合にもやはり1円もかかりません。

2

 紙の媒体で読む場合。たとえば風呂に本を持ち込むのは湿気るので抵抗がありますよね。そこで最近試しているのが、「超」整理手帳のサイト内に公開されている「Paste-it-off」というフリーソフトを使う方法。このソフトを用いて、テキストデータをA4横置き四段組のPDFファイルにします。それをプリンターで印刷して、そのA4の紙を持ち歩くというわけ(四つ折りにするとかさばらなくてすみます)。

 この方法なら印刷した紙が汚れても気にならないし、もちろん風呂場以外に持っていって読んでもいいですよね。

 全色のインクカートリッジが一体となっているようなタイプのプリンターだとややコストが高くなってしまいますが、そうではないランニングコストが低めのプリンターなら意外と使える方法かもしれません。

 「Paste-it-off」に流し込むデータはテキストデータならなんでもいいので、青空文庫だけでなく、長文のブログなどや、仕事の資料などを印刷して出先で読むのもいいかもしれません。