フランス製のひも

 以前から拝見しているブログ、卵色日記 la vie en oeuf。東京でフランス人男性と結婚生活を送っていらっしゃる女性の日記。フランス人男性との交際や結婚と聞くと、聞き手の側はどうしても一定のイメージを持って見てしまいますが、その一般的なイメージへの違和感などを書かれた記事が今回ありました。

すごい不思議なこと

自然と、フランス人と日本人のカップルがまわりに集まってくるけれど、私のまわりのこういうカップルは、ほとんど日本人が女の子で一切フランス語を話せない。英語も話せない子がたくさんいる。

私のまわりの、日本にいるフランス人は、ワーホリでやってくる若い向こう見ずで興味本位な男の子が多い。インターネットで女の子を見つけて頼ってくることも多い。結構な数の男の子が、ヒモ状態になって、女の子の部屋に転がり込んでる。女の子はお金持ちのお嬢様が多い。働いている子もいない子も結構いるけれど、生活の苦労はあまり知らないみたい。女の子は、「フランス人の彼氏がいるのぅ」ってノリが強いみたいだし、男の子は「日本にバカンスにくるなら女の子がいたほうがいいよね」ってノリが強いみたい。精神的な執着はほとんどみられず1年後に何もなかったみたいに別れていく。
ひどいのは、1年もたたずに「日本なんて最低」と嫌気がさしてフランスに帰ったくせに、3ヶ月もしないうちに「フランスなんて最低」と日本に戻ってくる。次は旅行者ビザでやってきて、女の子と結婚するチャンスを狙うんだろうと思う。あるいは、「日本もフランスも最低」とどっか別の国に夢を探しにいくのかな。

 なるほど……。oeuf1さんだからこその、情報としても貴重なお話ですね。
 そうした経験がたぶん本人たちの中では、あとになって「昔は色々馬鹿なことやったけど、それもいい思い出」と美化され勲章になるんでしょうね。それか、若さを消耗してもはや異性が寄ってこなくなるまで同じようなことを繰り返したりとか。その中で「賢い」人はある時期で見切りをつけて過去を隠し、ほどほどの人と結婚する。そういうことは本当によくあることなのでしょう。私が何か言うことでもない。単にそういう世の中だということ。

若い男の子でないフランス人は、もっと悩み苦しみながら生きてる人が多い。

 そうでしょうね。色々思ったこと、見えていることを具体的に書こうと思えば書けるのですが……うーんという感じです。


 ひもと言えば、十数年前に知った超ひも理論(物理学上の壮大かつ真面目な理論)のことで、最近ちょっとあほな文章を書いてみたいと思っていました。明日気が向いたら。