読書予定 大森荘蔵『時間と存在』
読書予定メモ
大森荘蔵『時間と存在』
- 作者: 大森荘蔵
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1994/03/01
- メディア: 単行本
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8 無脳論の可能性
9 脳と意識の無関係
10 意識の虚構から「脳」の虚構へ
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20041206#cでfinalventさんに教えていただく
自分のコメント抜粋(実在と知覚のアポリアを「脳」っていうゴミ箱にぶち込めば解決するように見える
という記事に)
実際便利なアプローチなだけに、その限界が見えづらい気がします。岸田秀や養老孟司あたりとの関連もよくわかりません。おそらく古典的なイデア論とは少し違うだろうなとは思うのですが。
抜粋2
たとえば養老孟司の考えの一部に疑問を抱いてもいたので、何かうまい切り口でそのデメリットや危険性を把握することはできないかと思い、そのあたり finalventさんの知恵をお借りしてみたいと思っておたずねしてみました。どうもそうした論調が社会の空気としてある種のニヒリズムにつながっている気がするんですよね。無価値あるいは有害であれば歴史のふるいにかけられて(少なくともアカデミックな場からは)消えていくと思いたいのですが、少し悲観的にも見ています。