まじやばくね?

「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ… 「留学生以下」お寒い大学生

 やばくね?これやばくね? (お寒い大学生風に)


 「懐柔する」の意味は、正答である「手なづける」の意味の方がむしろ把握されていないんじゃないか。それにしてもなあ。「賄賂をもらう」じゃなくて、「あげる」方でしょー。もらうとあげるってわかりづらいね。「〜していただく」と「〜してくださる」は、誰が〜の主体なのかをいったん意識しないと間違いやすい。

 これは私の周りの人間が多彩すぎるのかもしれないけど、意外と話が通じないんですよ。「客観的」の意味が通じなくて、説明にすごく困ったことがある。友人は「『合理的』とか、漢字が3つ以上続く言葉を使わないで、といわれた」と嘆いていました。


 そんななのでこのニュースに驚きはないけど、こういう現状ってあまり知られていないのだろうなとは思います。どんどん社会の階層が分離していく。

 あとこれはわざと激しい表現で書いてみるんだけど、書き言葉を日常的ツールとしていたのがごく一部だったこれまでと違って、ふだん文字を書かない層が発言しだすんですよね。書評か何かに、インターネットによって「バカがものを言う社会になった」みたいな表現があって、キャッチーだけど言い得て妙だなと思った。(この「妙」は、不思議という意味ではなく、「たえなる」の「妙」です。んー。妙齢の妙といえばよいのだろうか。アメージングとかナイスと言えばいいのだろうか。)
ぱど厨とかも連想した。もちろん私はインターネットで増長してものを言い始めたバカの部類。
 ただ、グーテンベルクの印刷術が宗教改革と情報革命(←適当に言ってます)をもたらしたような大きなインパクトをもっていることは事実。何が良いか悪いか分からないけど、できれば良い方に行ってほしいもんだ。


 ……ブラウザで書いていると、はてダラテキストエディタとは違ってなんだかスピード感が違う。短時間に駄文を書きまくれます。やったね!「第二次ある意味産業革命」と命名。「ある意味」も含めて歴史的イベントとして命名。なんだか日日ノ日キ風になってきた感が。そういや最近こういうノリで書いてなかったな。このスピードで、『幸福の王子』のレビュー続きへ。

追記:カレーで中断。