じいさんとのダイアローグ

抽象論や社会派的記事を抜きにすれば、たとえば今日は



出がけに近所のおじいさんと遭遇しました。

「おはようございまーす」
「あ、おはようございます」
「今日は寒いらしいですねえ」
「えっそうなんですか?上に一枚着てこようかな……」(家に戻ろうか迷う爺)
「まあ私もわかっててこんな薄着なんですけどね。アハハ」
(どこかほっとしたような笑い)
「なんか、今日は最高気温が○度いかないらしいですよ」(少し行きかけて)
「えーっ」(家に戻りかけながら)


私はそのおじいさんとあまりお話したことがありません。
少し前に奥さんを亡くしたおじいさん。奥さんはもうだいぶ弱っていて、おじいさんはいつも朗らかに、奥さんをいたわるように介護していらっしゃいました。その姿はいつもお見かけしていました。


私が毎日よく口にする言葉の一つは「最高気温」です。



と書くことになるわけですが。別にわざわざ不特定多数に向けて書くことでもないし、おじいさんのプライバシーもあるし(少し慎重すぎるかもしれませんが)。


というわけで書きたいものがあまりないわけです。下の記事の続きでした。