是非を問う

 コンピューターに選択を迫られる場合がある。

 たとえば

このファイルを削除しますか?


 はい / いいえ

 といった具合だ。


 もう少しコンピューターが進化したら、別の答え方が許されてもいいと思う。人間は常に「はい」か「いいえ」で答えるわけではない。


 たとえば体育会系のユーザーなら「はい」ではなく


「オッス!」


 と胸を張って答えたいだろう。


 ではそういうユーザーは、「いいえ」のときに何と答えるか。おそらく


「…オッス。」


 だと思う。オッス以外の返事は先輩に怒られてしまうのだ。


 後輩の心中を察するデリケートな感覚が、今後コンピューターにも求められることになる。


 冗談ですよー。