五輪のユニフォームは

 シドニーでの虹のマントといい、どうしてあんなにあんななんだろう。悪いと言いたいわけじゃなくて、なんていうか、ファッションとしての評価軸で測れないデザインにしようという大変な努力が感じられてしまうので、そっちに気をとられてしまう。それに、ユニフォームでありながら、ユニフォームであることから逃れようとしている。

 ソルトレークシティ冬季五輪のときのように、ユニフォームはユニフォームとしてウェルメイドなものを提供すればそれでいいと思う。デザインは黒子に徹して、ただ選手を引き立てればそれでよいのではないかと。


 ま、そういう観点からいくと、今回のは実はそんなに悪くないと感じました。虹のマントも、たしか他のデザインが間に合わなかったか何かで急ごしらえのものだったとどこかで昔読んだし。


 今回はただの印象論ってことで。