じいさんとのダイアローグ

抽象論や社会派的記事を抜きにすれば、たとえば今日は



出がけに近所のおじいさんと遭遇しました。

「おはようございまーす」
「あ、おはようございます」
「今日は寒いらしいですねえ」
「えっそうなんですか?上に一枚着てこようかな……」(家に戻ろうか迷う爺)
「まあ私もわかっててこんな薄着なんですけどね。アハハ」
(どこかほっとしたような笑い)
「なんか、今日は最高気温が○度いかないらしいですよ」(少し行きかけて)
「えーっ」(家に戻りかけながら)


私はそのおじいさんとあまりお話したことがありません。
少し前に奥さんを亡くしたおじいさん。奥さんはもうだいぶ弱っていて、おじいさんはいつも朗らかに、奥さんをいたわるように介護していらっしゃいました。その姿はいつもお見かけしていました。


私が毎日よく口にする言葉の一つは「最高気温」です。



と書くことになるわけですが。別にわざわざ不特定多数に向けて書くことでもないし、おじいさんのプライバシーもあるし(少し慎重すぎるかもしれませんが)。


というわけで書きたいものがあまりないわけです。下の記事の続きでした。

 というか

書くことにめっきり関心がなくなったな。

いろいろ状況の変化もあるけど。7月ごろ、開設当時を見るとまあ我ながらいろいろ関心を持って書いている、というか、書くことに関心があるんだなというか。

抽象的なことはもうある程度書いた(気がする)ってこともあるな。あとは時事ネタを自分の枠組みでとらえて、ってことになりそうだけど繰り言になりそう(枠組みの妥当性や視野の広狭は別として)。
それはそれで読む人の何か役に立つかもしれないけど、なんか飽きたな。


まあこれが最終的な結論ってわけでもない。

 ちょっと出先から

パソコンや書いている場所が違うと、他のサイトを見るときも自分のサイトを更新するときも、まったく気分が違いますね。
単純に画面の色合いも違うし、キーボードの感触も違う、など、など。


話はまるっきり飛んで。相手の弱さに触れて拍子抜け、むしろ腹を立ててスマンかった、という経験をごく最近、どっちの側の立場でも味わいました。

これは書きたいと思っている記事にもつながる話なのだけれど、……うーん。どっちが正しいとか、相手のほうがひどいとか、言われてもおかしくないとかそういうことではなく、(こちらもきついことを言ってしまって傷つけてごめん)と思うようなことはありますよね。

相手のことを責めないですむ心境になった、そういう意味ではありがとうともいいたい。まあ、自分が慰めたりするような立場ではないけど。


なんだかよくわかりませんね。出先から書いているせいにしておきます。