新年明けましておめでとうございます


 この時期になると、高浜虚子の句を思い出します。

去年今年貫く棒の如きもの


 昨年の初めに、今年も気軽に書いていけたらと考えています書きましたが、結局あまり更新しませんでした。

 ブログを書くのは別に義務ではないし、更新のペースが落ちているのは、それはそれで受けいれようと思っています。新年を迎えて何かが一新されるわけではなく、休みが終われば昨年と同じような生活が続きます。今までの生活の中であまりブログを更新できなかったのに、新年になって頻繁にブログを更新しようというような無理な決意をしても、いいことはありません。

 でも、年の変わり目を越え、すがすがしくあらたまった気持ちでこうしてネットで書けることは私の喜びです。


 2004年にこの「夏のひこうき雲」で書き始めたころと比べて、文体や題材の選択、書き方、ネットでの交流のしかたは変わってきましたが、自分の中に何か変わらないものは感じます。

 その意味でも、時をながく貫く棒の如きものを感じます。


 この2009年も、どうぞよろしくお願いいたします。