機械と知能と生命と時間とTシャツと私

 体力と時間と頭がないので以下走り書き。

 渡瀬変さんのサイトをあれこれ見ていたら、Rezというゲームについての文章があった。
似非 > コラム > -001- うって、ノッて、絶頂へ。- ゲーム「Rez」の世界 -
 ゲームそのものについてもたいへん興味が湧いたのだけど、それとはまた別に、以下の部分が目をひいた。


 最終面5面では海から始まり生命の進化の過程をなぞりながら、英語でモノローグが語られる。おそらくそれもEdenのつぶやきなのだろうと思われる。その中で「彼女」は、遺伝子を受け継ぎつつ進化や絶滅を繰り返し生き長らえていく生物に比べ、自分は子孫を残すこともできず、一瞬にして忘れ去られてしまう可能性を語る。

 確かにコンピュータ(又はソフトウェア)は子孫を残せない。コピーすることはできるが、それでは自分と全く同じものができるだけ。進化も変化もしない。同じ障害が発生すれば、一瞬にして全滅する可能性もある。万能と思えがちだが、実はとてももろくて儚いものなのだ。
 この世界に存在する全てのコンピュータのOSが同じものになってしまうようなことがあれば、それはコンピュータにとっての危機を意味するだろう。そしてまさにEdenはそういった存在であり、ネットワークの統治者である。広大な領域を管理しているのだが、常に「消えてしまう」恐怖におびえている。そしてそんな自分を「私は誰?」と自問している。

 そのテーマについて、Ideal Breakの『順列都市』についての記事があったな。たしか、以下のような内容だった。

 コンピュータの電源を消した後、また時間をおいて電源を入れ起動したとする。内部のソフトウェアは、電源が切ってあった時間がいかに長くとも、再起動されたことによって、ある意味で"生きていた"と言える(ここの表現はふたしか)。

 また、あるソフトウェアが最初のコンピュータとは別の(ネットワークでつながった)マシンから起動されても、そのソフトウェアはやはり"生きていた"と言える。

 この二つのことからすると、いったんどこかで最初のコンピュータの電源が入れられた瞬間に、未来永劫、ソフトウェアは進化し続けながら生存することになる。

 はしょって書くと大意そういう内容だった(あくまで大意。間違いはかなりあると思う)。だけどかなりあやふやだなあと思ってIdeal Breakにアクセスしてみたら、ガーン。炎上もしてないのにブログ閉鎖。もしかしたらと思って、同じ作者さんの日経で読むを確認すると、こちらもガーン。伊藤ガビン

 とりあえず今度順列都市読んでみます。あと、たぶんマトリックスの2とか3も関連しそう(まだ見てないけど)。

 話は戻るけど、ゲームの紹介が充実していていいゲームに出会えた気がしたので、渡瀬さんにはてなポイントを100送信したら、渡瀬さんのはてなダイアリーにその件が掲載されて感謝されてしまった(ハズカチー)。なんとなく送信したくなったのは、直前に地域通貨についてのyukattiさんの記事をいくつか読んでいたのもあるんだと思うけど、そこまで喜ばれるとは思わなかったな。というか喜ばれるかどうかとか全然考えてなかった。レゴのページや一人暮らし関係のページも面白うございました。