読み途中(『茶の本』、『生まれいずる悩み』)
いろんな待ち時間に読んだ。
岡倉覚三(岡倉天心)『茶の本』
- 作者: 岡倉覚三,村岡博
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1961/06/05
- メディア: 文庫
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何ヶ月か前に買った。英語で書かれたのを和訳。まだ最初の方だけど内容すごい。Amazonレビューから。
今世紀の初めは、日清戦争が終わり日露戦争が始まる動乱の時代だった。日本美術院の創設者で、ボストン美術館東洋部長の要職にあった天心岡倉覚三(1862 −1913)も、西と東がせめぎ合った時代の子である。本書を英文で書いた天心は、日ごろ欧米人が飲んでいる茶には、調和を重んじる東洋の精神が息づいていることを、ユーモアをまじえ説いていく。たかが一杯の茶だが、心を澄まして味わえればそこには東洋の宗教、倫理、芸術の粋がある。西洋の人々よ、小さなものの中に潜む偉大さを見逃してくださるな―。先覚者の祈りが込められた名著である。
そういえば、医茶同源?、手元一つで茶の味変わる 壱之巻 ー 茶屋で茶を選ぶ、手元一つで茶の味変わる 弐之巻 ー 味見できない茶屋・もらいものの茶このあたりもまた読み返すつもり。