思考停止せずに考えている過程を見せてくれる人といえば

 月と太陽のおもいで。が興味深い。

 先に自分の主張があるというよりも「こういう視点もある」「こういう論点もある」「この点はどうなのだろうか」といった姿勢を感じるので、個人的に愛読している。(私の文章の場合、「〜かもしれない」という表現が曖昧に匂わせるレトリックに読めてしまうような下手さがあるのでどうもうまくいかない。)

 そういえば[Diary]「監視」への違和感の話題については「[Diary]釈然としないぼんやりとした思い」という似た話題の記事のコメント欄に書かせていただいた。

 最近の記事にもごくセンシティブな話題があって、(そのデリケートさゆえにここでは一部分しか引用しないけれど)「知る」という言葉を万能のように使うべきではない。など、その記事に全体的に同感でした。少なくとも知らせることには、場合によっては大きな身の危険が伴う、それだけでも慎重になるべき十分な理由となるし。