儀礼的無関心と応援と「web拍手」

 きのうの朝に携帯から書いていたら手違いで一気に消えてやる気無くしてた話題なんですが、はしょり気味に書きます。

 最近また人気サイト群からリンクやトラックバックを多数いただいた(書き忘れてたけどRinRin王国からもリンクがありました)。おかげでまた一段とパブリックな場と化した。それはまあいい。やや困惑はしているが光栄でもある。それより困ったなと思っているのは、ひっそりと更新を続けているサイトに言及がしづらくなったこと。儀礼的無関心を保つ必要がますます増えてきた(相手がネットで書く上で、現在の落ち着いた環境を守るために、あえて触れない、みたいな)。

 賛同や応援の意図を伝える際、直接メールや掲示板、コメント欄で書きこむよりも、少し離れた距離から(リンクやトラックバックなどで)そっとひとりごとのように伝えたい場合がある。そのほうが、応答しなければならないという心理的負担を減らせるから、かな。あとは、自分の本拠地で書いているだけに嘘がないという信頼性の高さか。あまりうまく言葉にできないけど。
 そういう伝え方が(儀礼的無関心の観点から)しづらくなった場合には、どういう手段があるだろうか。


 相手がAmazonなどのアフィリエイトプログラムを利用している場合には、そのアフィリエイトを利用することで相手に金銭的メリットを与えられる。(表現が生硬で稚拙ですね。でもこのまま書き飛ばします)
 ただ私はAmazonを利用したことがなくさしあたり利用の予定がないので、その方法がとれない(これは少し考え直そうかと思っている)。


 相手も自分も「はてな」利用者なら、はてなポイント送付という手段で応援の意図が伝えられる。この場合にも、Amazonなどの利用の場合と同じく、匿名での送付も可能なので、受ける側の心理的負担は少なくてすむ。もちろん「特」名でも可能。
 ただ金銭類似のポイントをやりとりするという点で別の問題が生じる。つまり、具体的なポイント数(額)の多寡がそのまま相手(あるいは相手のページ)への評価の高低につながってしまい、お互い気にすることになってしまう。またこの点では心理的負担は逆に高くなる。これは「web投げ銭」にも大体あてはまると思う(よく知らないが)。

 で、考えたのが「web拍手」の類を使えばいいかな?ということ。これなら純粋に賛意や応援というメッセージが送れるし、送る側ももらう側も抵抗が少ない。言及にまつわる面倒な配慮もいらないし、ファンレターを書く際の表現に気を使わなくても気軽に送れる(ほめ言葉も場合によっては上から見下しているように受取られる場合があるので、しばらく前から気を使っている)

 今少し調べてみたら、メッセージを付すこともできるようだ。


 というわけで、みなさんweb拍手の類を導入してくださると私が喜びます(私がどんどん拍手できるので)。

 私も、アクセスしてくださる多数の方がどのように見ていらっしゃるか、言及されるまではよくわからないので導入してみようかと思っています。(はてなダイアリーの規約にはかなりきっちり従っているので、他社のバナーが表示されるタイプのサービスは全く導入していないのですが、web拍手ならその点も大丈夫そうですし)。


 固有名詞としての「web拍手」というサービスについては実態がまだよくわからないのでただちにはお薦めしませんが、スクリプトの配布も行なっているようなので、ご自分でサイトを構築している場合にはサービスを利用せずに自分のサーバ?内に設置も可能みたいです。