プリンタが全く動かないときは、セキュリティソフトのファイアウォールを疑ってみる

 年賀状を印刷していて、困った。プリンタが動かない。

 カラーのインクが切れかけているせいかな、無線LANの調子が悪いのかな、パソコンのメモリが他のソフトで使われすぎなのかな、と色々試してみたが、うんともすんとも言わない。

 とりあえずネットでインクを注文したが、今印刷するのには間に合わない。

 このプリンタには「黒だけで印刷」というような機能もあるようだが、はがきサイズの印刷には使えないようだ。無意味。ああ無情。


 ……ふと気づいて、セキュリティソフトの設定を見てみた。「自動フィルタリングモード」から「対話型フィルタリングモード」に変更してみる。

 プリンタとの通信を許可しますか?というような確認が。OKよ。

 するとパソコンの画面に、何やら新しい表示が!!!プリンタのイエローのカートリッジが完全にインク切れだそうだ。それ自体は悲しむべき事だが、事態は進展している模様。オラ、何だかワクワクしてきたぞ。

 再度試してみると、無事印刷できた。やっほーい♪


 思い返せば、前のプリンタも同じミスで、結局プリンタごと換えたんだったな……。そして結局はファイアウォールの設定ミスだった。。決してインクが純正品ではないから、ということではなかったんだった。インクにプリンタ、計数万円の出費と後悔と教訓を残していったはずなのにまた同じミスをしそうになっていた。悲しい色やね、大阪の海は。
 しかし、ついさっきまで印刷できていたのに、なぜファイアウォールは通信を遮断したんだろう。ほのかに通信内容が違っていて、我がセキュリティソフト的には許されがたかったのかな。

 少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。ということで、皆さまにもどうぞお気をつけあそばされたく恥をしのんでここに記します。ファイアウォールには、気をつけろ!