なんで今頃「あるある大事典」がそれほど騒ぎになっているのか


 私は以前から教養ドキュメントファンクラブを楽しく読ませてもらっていて、以前からあの番組のひどさは知っていたので、今頃朝刊の一面を飾るほど大々的に問題視されるのがなぜかよくわからなかった。朝刊を広げて笑ってしまいました。
 教養ドキュメントファンクラブ、まだお読みでないかたはご覧になると面白いです。この「夏のひこうき雲」内や「浮雲」を検索してみたら、まだご紹介していなかった自分に少しがっかり。


 というか、あるある大事典、例の納豆ダイエットの回はたしかに想像を絶していたようですね。

視聴者の皆様へ 関西テレビ放送


テンプル大学アーサー・ショーツ教授の日本語訳コメントで、「日本の方々にとっても身近な食材で、DHEAを増やすことが可能です!」「体内のDHEAを増やす食材がありますよ。イソフラボンを含む食品です。なぜならイソフラボンは、DHEAの原料ですから!」 という発言したことになっておりますが、内容も含めてこのような発言はございませんでした

 って。しばらく前のホットペッパーのCMかと。そのほかいろいろ。


 教養ドキュメントファンクラブを運営している鷺さんいわく、


 なお関西テレビが認めた捏造は納豆の回についてのみですが、今までのこの番組の内容から推測すると、捏造が今回だけとは考えにくいというのが私の正直な感想です。この番組では、捏造が常習化していたのではないかとの懸念も抱いております。

 ただ、以前にもやはり週刊誌が実験の捏造を指摘した時には、全く黙殺していたに等しい対応をしていたことを考えると、今回テレビ局が謝罪に及んだということは、何らかの自浄作用が働いたと信じたいところであります


 強調部分は原文のままですが、私もそんな気がします。ただ今回なぜそんな「自浄作用」が働いたのかよくわかりませんが……。