大虐殺という言葉が実際に意味する悲惨さ − スーダンの状況

日本ではほとんど報道されておらず関心が低いために、力説するとうさんくさく聞こえるかもしれませんが、やはりこれは伝えないでいることはできません。
スーダンで今も起きていること。順不同で。

ふだんリンク先は特に見ない方も、今回はぜひそれぞれ見てください。ざっとでも。

• スーダンの民族大虐殺　数十万の難民が餓死、病死する（海外ボツ！NEWS）

危険を犯して食料や薪を取りに行くのは女性だそうだ。男の場合、民兵に見つかったら１００％殺されるが、女ならば強姦されるだけで殺されない可能性もあるからだというから、悲惨もここに極まれり、だ。

• 国境無き医師団日本 ニュースリリーススーダンのニュースが目につきます。

• TIME : Nowhere To Hide - How the ethnic cleansing of western Sudan has created a humanitarian crisis that threatens 500,000 lives（TIMEより）

• スーダン難民にとって「ここでの生活は最悪」（バルタザールどこへゆくより。他にも「スーダン民族浄化　犠牲になる子供たち」などスーダン関連の記事があります）

• スーダンの虐殺（the real man's blogより）

• スーダン 襲撃され、家を失い、避難民となった人びと（アムネスティ・インターナショナル）強姦が大規模に行なわれていることに焦点を当てた記事。

• スーダン・ダルフール州の民族浄化（極東ブログより）

• Sudan: The Passion of the Present-independent, non-partisan, all-volunteer community initiative to stop the genocide in Sudan-

• スーダン概況（外務省）今年の２月で情報が止まっている。

数万人、あるいは数十万人という数の人間が暴力をふるわれ、強姦され、殺され、飢えで死んでいく。今まさに起きていることです。

ヨーロッパの先進国でのことならどう思うか。あるいは日本でのことならどう思うか。自分の友人ならどう思うか。家族ならどうか。自分が同じ目に遭うことを想像できるか。

目の前で知り合いが倒れていたら、すぐに助けようとするのは当然。偽善だ何だと考えるまでもない。では目の前でなければ、知り合いでなければ、どれだけの大勢が現在進行形でどれだけのひどい目に遭っていても、気にしないでいられるのだろうか。そうは思えません。

スーダンの人も、楽しいときには笑い、悲しければ泣き（あるいは涙をこらえ）、ときどきは冗談もいう人たちでしょう。

数ヶ月前に知ってからずっと心を痛めています。

私にできることは、まず知ること、祈ること、こうして人に知らせること。それから資金的な援助。探したらユニセフ　スーダン　ダルフール地域緊急支援アピール（2004年6月〜12月）に募金の受付が…よかった。わずかでも役に立てて、少しだけ気持ちが晴れた。

ここをご覧の方に、自分の生活を楽しむなとはいいませんし、思いません。そんな風に受け取られたくないので、基本的には黙っています。（そのせいでこうしてご紹介するのが遅すぎたぐらいです。）

しかし、自分の生活を楽しむどころではない大勢の人が、この同じ時を別の場所ですごしている。
そのことを忘れてしまうことは決してできない。私はただそう思います。

「はてダラ」と携帯電話からの記事投稿を併用する場合

このサイトに携帯電話から記事を投稿した後、PCから「はてダラ」で記事を追加しようと思い、ふと手が止まりました。どうするのがいいかな？

今のところは、

1. はてダロ（はてなダイアリーローダー）で当日の記事をダウンロードする。
2. ダウンロードしたyyyy-mm-dd.txt（今日の分なら2004-08-27.txt）というファイルの中身をコピーし、diary.txtの当日のところにペースト。
3. その後はdiary.txtを編集し、通常通り使用（はてダラスプリッタ→はてダラ）。

がいいのかなと思ってますが、もっとスマートな方法がありそうですよね。

上の手順のうちで「diary.txtの当日の所にペースト」する前に、試しに別の記事をdiary.txtに記入し、そのままはてダラスプリッタをかけてみたところ、2004-08-27.txtの中の携帯から投稿した記事は見事に消えてしまいました（2004-08-27.txtには「別の記事」だけがあった）。

なので、今のところ上の手順、つまりはてダロ→diary.txtへコピペ→diary.txt編集→はてダラスプリッタ→はてダラという手順が無難かと思っています。

結城浩さん（id:hyuki）やハハハハさん（id:rin_ne）そのほか詳しい方々、何かもっとシンプルな手順で携帯電話からの投稿と併用できる方法をご存じでしたらご教示いただけるとありがたいです。

ナチュラル・ボーン・社会派やけん

自分のメモ代わりにこのスペース使うのやめよう。情報の集約・管理にWiki（のローカルでの運用）を検討しているんだけど、もしそれをやめるとしても自分宛てにメール送ればすむし。

プロフィールを極力明らかにすまいと文体すら意識的にいじってるような閉じたスタンスで、しかも始めてから1か月ちょいにしては、よく参照していただいている。そろそろ更新熱もクールダウン。

情報デザインとして、はてなだと詰め込み過ぎて見づらくならないよう分量を抑えないといけないかな、ということも理由にあります。文字を小さくすれば一覧性が増してベターなレイアウトができるけど、肝心の文字が見づらくなるのにはなかなか耐えがたい。

CSSによるテーマがウィンドウサイズに依存しないデザインなら問題はもう少し簡単になるんだけどな。横スクロールはさせないで済ませたい。

…などと書いていてコトンと寝てました。要は初心に帰って社会派ブログ色を強めようかと（初心といってもほんの１か月前ですけど）。

ギャグさえも広く公衆に向けて開かれたものにしたいと考えています（なんだそれ）。テーマパーク4096が一つの目標っす。
あ、でも「馬鹿が戦車でやって来る」のはっちゃけてる時みたいな、周辺知識のない人を置き去りにしてシュッシュッポッポと疾走する感覚も捨てがたいし…。適当に行きますわ。